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気密測定を行いました!

現在新築工事中の物件で気密測定を行いました。

今回の結果はC値0.3でした。

C値とは建物全体で隙間がどの程度あるかを表す数値で、数字が小さいほど隙間が少なく、外気の影響を受けにくい住宅ということになります。

現場の気密工事・断熱工事によって左右されますが、一般的にC値0.5以下だと超高気密と言われています。

イヨダホームでは標準仕様でC値0.5以下ですが、今回は気密性の高い窓が多いため予想通りの納得の結果でした。

(引き違い窓が多いと気密性が下がりC値は大きくなります。)

 

気密性能を示すC値は「住宅の性能を表すひとつの目安」となります。
数値で表されると数値が良ければ高性能と思われがちですが・・・そうではありません。

 

『高気密だと外気の暑さ寒さの影響を受けにくい』これは本当です。

よく勘違いされているのが、

『高気密だと結露しにくい』これは間違いです!

高気密住宅は、湿気も逃げにくいので見えない壁の中で結露しやすくなります。

壁の中の見えない結露は断熱材や構造材の劣化につながります。

だから高気密であればあるほど、壁の中の結露対策が本当に重要です。

 

C値を良くするだけでは良い家にはなりません。

高気密と壁内結露対策はセットで考えましょう!

 

UA値とC値についてはこちらの過去記事がよく読まれています。

ぜひこちらもご覧下さい。

UA値とC値の重要性とは?